ペペロミアは熱帯や亜熱帯を中心に1,000種以上分布している植物です。水分を貯めることができる多肉質の葉で、その多くが常緑性の多年草です。肉厚で丸い葉の美しさから観葉植物として広く愛されています。
ペペロミアは種類がたくさんありますが、育て方は基本的に同じと考えてよいでしょう。
日当たり
直射日光が当たる場所や、その逆に日の当たらない場所で育てると状態が悪くなります。柔らかい日差しが差し込む半日陰で栽培するのがベストです。
温度
寒さにはそれほど強くはないので、温度は常に10℃以上を保つようにしましょう。
水やり
あまり水をやりすぎないように注意しましましょう。ペペロミアは葉に水分が蓄えられているので、比較的、乾燥に強い植物です。常に湿った状態だと徐々に腐ってしまいます。土が乾いた状態の時に水をやるようにしましょう。
肥料
夏場の生育期のみ、緩効性の肥料か液体肥料を時々与えてください。
土
観葉植物用の培養土で構いませんが、水はけの良い土を選ぶようにしましょう。
ふやし方
ペペロミアは挿し木で簡単に殖やすことができます。葉柄を1〜2センチつけて切り落とし、鉢に葉を挿します。水分をたっぷり与え、日陰で栽培してください。